HOME > 世界の子どもたち > 緊急支援情報 > ハイチ地震緊急・復興支援募金
財団法人日本ユニセフ協会
 



ハイチ地震緊急・復興支援募金 第69報
ハイチの子どもたちからクリスマスカードが届きました

【2010年12月22日 ハイチ発】

ハイチの子どもたちからのカード
ハイチの子どもたちからのカード。フランス語で「ありがとう」と書かれています。

2010年1月、大地震に見舞われたハイチ。10月にはコレラが流行し、その脅威は、現在も衰えていません。ハイチは、西半球で最も貧しい国。14歳未満の子どもが、人口の40パーセント近くを占めるこの若い国は、地震発生前から、長引く政情不安と貧困に苦しめられていました。

大地震により、二重三重の困難に直面しているハイチの子どもたちへの緊急支援活動を続けるユニセフ・ハイチ事務所のフランソワーズ・グルロース-アッカーマン代表から、ハイチの子どもたちが書いてくれたクリスマスカードと一緒に、日本のみなさまへ感謝のメッセージが届きました。

* * *

大地震発生直後から、ユニセフ・ハイチ事務所は、被災した子どもたちのニーズに応えるべく、できる限り迅速に支援活動を展開してきました。こうしたハイチの子どもと女性を支援するためのユニセフの緊急支援活動は、日本ユニセフ協会を通じた日本の皆様からお寄せいただいた、他に例のないほど素晴らしいご協力と多大なご支援なくして続けることはできませんでした。

この場をお借りして、ハイチを支援するために時間を割き、資金を集め、私たちの期待以上の大きな形でハイチを献身的に支えてくださっている日本のみなさまと、その橋渡しを続けてくださっている日本ユニセフ協会の職員のみなさまに、心より感謝申し上げます。

みなさまのご支援で支えられている何百万人ものハイチの被災者も、みなさまへの感謝の意を私たちと共有しています。特に、仮設教室や清潔な飲料水、安全な避難キャンプを利用できるようになった子どもたちや、病気から守られ、安全な環境で遊ぶことのできる場所が提供されている子どもたちの気持ちは、容易に想像していただけると思います。

子どもたちが感謝の気持ちを込めて、非常に厳しい状況の中、明るい未来への希望を与えてくれた世界中の人々に宛てて、“ありがとう”のメッセージをユニセフカードに書いてくれました。シンプルで温かいメッセージが添えられています。

首都ポルトープランスにある学校と、「子どもに優しい空間」の子どもたちが書いてくれたカードを同封いたします。日本ユニセフ協会のみなさまと、寛大なご支援をお寄せくださった日本みなさまにご覧いただければ幸いです。

ハイチの子どもたちと、ユニセフ現地事務所スタッフ一同を代表して、感謝を込めて。

ユニセフ・ハイチ事務所代表
フランソワーズ・グルロース-アッカーマン